2010年 7月
徒然日記

7月 27日 (火) 遠くへ行ってみたり近くで旅してみたり
 
 八戸からこんにちは、浅葱つくみです。

 八戸に来てから、全然日記を書いていなかったら、色々なイベントがたまってしまいました。
 写真転送したいのに、一括転送できなくて面倒くさいー。
 とかなんとかやっていたら、実に数週間の時が経っていました。なんてこったいなんてこったい!

 研修は、まあ、八戸で厳しく楽しくやっております。
 厳しさの果てに楽しさがあるということを実感できるような、まさにそんな日々……なのかな。

 とは言うものの、厳しすぎるよもう泣きたいようわああん、というわけでもなかったりするのも事実。
 人に恵まれています。上司に恵まれています。あと、同期にも恵まれました。
 そんなわけで、人生初の長期的半一人暮らしは、ほとんどストレスなく過ごせております。胃も無事だしね!

 気がついてみれば、明日が帰る日だったり。
 今はもっと八戸にいたい! 寂しい! という気持ちが多いのです。
 何よりも涼しいのがいい。あと、食事が美味しい。
 イカ! ホタテ!

 そんなこんなで、こちらでの毎日はなんとか上手くグルグル回しております。
 ホテル暮らしで掃除と自炊が不要なので、一人暮らしと呼ぶのもおこがましい。一人住み。それが正しい。

 
 俺の部屋。狭いけれども、生活するには十分すぎる部屋。

 
 龗(おがみ)神社(漢字出るかな?)。
 ホテルより徒歩数分でたどり着く神社なのです。水神とかなんとか同期の民俗学大好きな小森クンが語ってくれたけれども、断片的にしか覚えられないこの脳 みそ。
 興味がないわけじゃないのだけれども。

 
 蕪嶋神社。
 1万羽のウミネコと会える素敵観光スポット。
 当然のことながら大量の爆弾の応酬を受けることになるので傘必須。この時は雨が降っていたので雨傘も必須。
 幸か不幸かウンが付くことはなかったのです。付いたならば、絵馬がもらえたのだが。

 島を3周してからお参りするといいよ! という立て札があったので頑張って回ってみたけれども、大量のウミネコが行く手を阻む。
 攻撃してくるし! いてえぇ、ウミネコの「つつく」攻撃いてぇ!

 
 キリストの墓。
 十和田の近くに戸来村という村がありまして、そこでは古文書にキリストがやって来た、と残されているのです。
 そんなわけで、そのキリストさんが眠るお墓。
 怪しい、怪しいけれども、それでもなんだかとっても霊力に溢れていてあかん。
 ちなみに十字架が2つあるのは、もう1つがイエス・キリストの弟のイスキリさんのお墓だからだそうです。
 イスキリなんて、新約聖書には一度も登場しない名前だけれども、ええじゃないか。
 ところで、小森クンにすべて運転を任されたおかげで紙運転手としてはガクブルだったのだけれども、小森クンの寿命を数日縮める程度で事故はありませんで した。
 良かった良かった。

 
 奥入瀬渓流。
 去年も行ったのだけれども歩くことができなかったので、一年越しの夢叶えたり。
 水が澄んでいて綺麗! HP回復! マイナスイオン! リジェネ! バニシュ! デス!

 
 十和田湖。
 お昼ごはんは湖畔で上司の方々と美味しくおにぎりを頂きました。
 ピクニックみたいでマジ楽しかったです。

 
 中尊寺金色堂。
 3連休を利用して八戸から盛岡まで行ってきました。
 盛岡から数時間、平泉は一度行ってみたかった土地。
 清衡、基衡、秀衡と会える! 奥州藤原氏の残した光堂はいかがなものか!

 ……残念ながら写真は禁止されているので、外観を超有名なアングルから撮ってみた。
 中の金色堂は大変美しゅうございました。
 ロマンがある、そこにはロマンで溢れている!

 
 毛越寺。
 平泉にあるお寺でございます。
 見るべきポイントは、写真の遣水。
 「曲水の宴」というお祭りに使われていた水路でございまして、貴族の方々が水辺に座り、上流より杯が流れてくる間にお題の歌を詠みあうという、大変風雅 な宴だったと言われております。
 実はこれ、平安時代のものとしては唯一遺っていたものでございまして、ここでしか見られない大変貴重なものなのです。

 そういったことに詳しい同期の妖怪少女である化猫ちゃんと2人、大興奮しながら見ていたのですが、他の人々には理解していただけなかったようです。
 なんと勿体無い。

 
 遠野のカッパ淵。
 盛岡より足を運んだ先は遠野。車で数時間。のんびりしていて実にいいところでした。
 なんだか村全体が変な感じにのんびりのんびり。
 このカッパ淵ではカッパを釣るためのキュウリが吊るされております。しばらく待ってみましたが、カッパは現れなかったようです。残念。
 でも、ときどきポチャン、と水がはねる、そんな不思議なところでした。
 「帰るよ、ばいばい」と言ってみたら、「またくるっちゃ」と返事してくれました。カッパはいるのかもしれない。いると信じればいる。


 こんな具合に、休みのたびに遊びまくっている次第。
 写真はないけれど、この休日は青森の三内丸山古墳と青森県立美術館でキュンキュンしてきたりね! ロマンだらけなんだもの!

 テーマとして、ロマンは大事。
 魔女がいると信じれば魔女はいる。パワースポットであればそこはパワースポット。カッパが住んでいると感じればきっとそこにカッパがいる。
 縄文人が何を考えていたのか。奥州藤原氏は何を思って金色堂を立て、松尾芭蕉はどうして「五月雨を降り残してや光堂」という句を詠んだのか。
 そんな一つ一つがロマン。

 今しかできない新鮮な感動を得ることができて、とても光栄であります。


 つまるところ、ロマン。


 ゆえに。


 素敵。
7月 6日 (火) バイバイとかサンキューとか簡単だけど

 皆様お久しぶり。浅葱つくみです。
 えーのっけからですが、7日から、28日まで八戸勤務になります。

 八戸勤務。


 ええ、八戸ってあれです、青森の八戸です。


 新幹線で大宮からピューッと行って、数時間で辿りつくような場所、八戸です。
 正直、僕にとっては未開の地です。青森県に行ったことは何回もあるけれど、弘前と八戸ではぜんぜん違う。

 とはいえ、同期6人での合同研修なので、楽しみでもあるのです。
 日々勉強。「すごく大変だよ!」とか「その余裕面も消え去るね」とか色々不安になるようなことを言われていますが、それはもう、全力で乗り越えてやりま すとも。

 あとは、美味しいものが食べられればいいのです。


 同期も仲がいい人たちばかり。
 少々不安な気もするけれども、ちょっぴり高校生の修学旅行感覚だったりもします。
 大金をつぎ込んでの研修なのだから、それはもう会社の期待に応えなければ、なんていう模範的回答をしてみちゃったりするのだけれども、それでも半分…… せめて半分は楽しみたいじゃないの。

 というわけで、「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2」なんてものを買ってみました。
 日々お世話になっている同期と対戦するんだ。楽しみだ。

 とてもレベルの差を埋められなさそうだが。


 本当に同期って不思議な人が多い。
 今までネタにしてこなかったけれども、全員が全員変な方向に尖っている。

 芥川龍之介を愛する妖怪オタク少女だったり、理系なのに民俗学マスターだったり、タイ語を操るミラクル乙女だったり、超突撃系真面目少年だったり、ほん わか系ピアニストアイドルだったり、ただのチャラいやつだったり。

 そんな人達と研修できることが、何よりもありがたい。
 すべての偶然にありがとう。
 必然にありがとう。


 明日から、頑張ってきます。

 日記は……更新したいな。

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