7月 31日 (火) 終わる7月 激しく予定が詰まっていた7月だけれども、幸運と周りの人に支えられて何とかかんとか乗り越えることが出来た模様。 今週いっぱいは、まだまだやらないといけないことがたくさんあるのだけれども。 さて。 ◇ ◇ ◇ BUMP OF CHICKENのライブに行ってきたよ! 意外や意外、実は初BUMPライブ。 見たい見たいと思っていたのにチケットが取れなかったりそもそもライブをやらなかったり仕事が入ったりで、今回ようやく見ることが出来たのです。 演奏した楽曲は「GOLD GLIDER TOUR」という名を冠する通り「COSMONAUT」寄り……かと思えばそうでもなく、過去の楽曲も多く演奏しておりました。 個人的には「66号線」を聴いて泣くつもりだったのだが。 まあそれはいいとして、新旧の人気曲がギュっと詰まった、BUMPのベスト曲ライブみたいな印象だったかな、と。 「三ツ星カルテット」からはじまって、「宇宙飛行士への手紙」やって「HAPPY」やって「ゼロ」やって……からのまさかの「Stage of the ground」! そのイントロが流れた途端の周りの盛り上がりっぷりと言ったら……うむ。やはり名曲。 BUMPといえば疾走感溢れる早いテンポの曲調ってイメージなんだけど、最近(とはいってもここ5年ぐらい)はゆっくりしっとり聴かせるタイプの曲も増えてきて、それを表すような「友達の唄」「smile」「グッドラック」の流れ。 これがすごくよかった。この3曲、ライブだと化ける。 もちろんCDで聴いても良いんだけど、ライブになった途端数倍増しで感動! ボトムを支えるチャマのベースがぶっとい音を出すのだけれども、これらの楽曲で使用したのはジャズベースではなくてプレシジョンベースっていうタイプのベース。 ジャズベースよりも、ロック寄りなシンプルな太い音を出すのだけれども、これがしっとり聞かせる曲に実によく合うっていう。 「smile」のアウトロの演奏はもう見事としか……藤くんギターが荒ぶっててもう何だあれって感じ。 それと、ウッドベースを用いての「fire sign」や「embrace」。 「ユグドラシル」から2曲連続! しかもこの2曲! 歓喜! ラストは「カルマ」「天体観測」のこれぞBUMP! な曲で締め! 「天体観測」はもう何百回聞いたのかわからないぐらい聞いた曲だけど、ずっともう色褪せないし、やっぱりこの曲あってのBUMPなんだろうなって思った。 本当に名曲! で。 ツアーのタイトルにもなっている「beautiful glider」。 「COSMONAUT」のラストを飾るこの曲だけれども、これが本当に良かった。 「いつだってそうやって頑張って考えて探してきたじゃないか いっぱい間違えて迷って でも全て選んでいくしかなかったグライダー 雨雲の中」 「ぶつかってぐらついてパラシュート引っ張って絡まっていたりしないか キリ無い問答不安材料 でも全て抱いていく堕ちられないグライダー 誰にも見えないさ」 この歌詞だけで飯が食えるぐらいに好きな曲なんだけれども、このサビが流れた途端泣きそうになったのはここだけの話。 本当に、本当にいい曲だよ、これ。 ちなみにアンコールは定番の「ダイヤモンド」「ガラスのブルース」「真っ赤な空を見ただろうか」。 「ガラスのブルース」はBUMPの曲の中でも一番好き。皆盛り上がるし、若々しいし、荒削りだけど完成されている感じたまらねぇ。 「真っ赤な空を見ただろうか」は、B面なのに人気曲だよね。何のB面か覚えられているのかしら……。 「涙のふるさと」はシングル曲だよ! 忘れないでくれよ! 会いに来たよ、会いに来たよ! 君に会いに来たんだよ! それで終わるかと思いきや、「ありがとう仙台!」の声とともに、追加で一曲、まさかの「DANNY」(!!!) このライブで一番嬉しかった瞬間じゃなかろうか。まさかまさかの「DANNY」だよ! 1stアルバムの隠しトラックにして、知る人ぞ知る人気曲なんだけど、BUMP楽曲の中では珍しい合いの手の入れられるバリバリのロックチューンで、それはもう盛り上がりました。 皆跳ねる、まず跳ねる。合いの手入れる。そりゃもう楽しかった。マジ楽しかった。 そんなこんなで、初BUMPは素敵で最高な時間でした! うん、どうにもこうにもさっぱり陳腐な表現しか出てこないけれども、僕の限界だこれが! ホント、楽しかった。 これで今年のライブ予定は年末にThe Birthdayを残すのみになってしまったけれども、the HIATUSが仙台に来るし、色々観に行きたいものです。 |
7月 30日 (月) 私には荷が シチガツイソガシサハンパナイワーイワーイ。 まず報告。 夏コミにて頒布予定の短編小説集「トラウマ・サーカス」無事入稿! 初めてのサークル側でのコミケ参加ということもあるし、同人誌作成ということもあってどうなることかと思っていたら、最後の最後、印刷所さんとのやり取りで苦労! 初参加だしコピ本でもいいか……と思ったこともあったさ、ああ、あったさ! だが! 小説をコピーし続けていたら、どのくらい紙が必要になるのかわかったもんじゃない! あと、綴じることができるのか? というわけで印刷所にお願いなんだけれども、やっぱり小説って画集やマンガに比べるとマイナーなようで、どちらかというと特殊な部類に入ってしまっているご様子。 特にコミケの場合。 そんなこともあって、あまり解説サイトとかもないし、細かいところでわからないことだらけで、印刷所さんと電話でやり取りしながらうんこらしょーどっこいせーと作ることとなりました。 もう賽は投げられてしまったので、どういうふうに形になるのかすごく不安。 中身で誤字脱字が見つかったらどうしましょう……どうしましょう……。 内容については、特設ページを見てくださいまし! 少しだけ更新しました! 少しだけ! 気が付けば夏コミまであと2週間だし、どうなることやら僕はドキドキだよ。 何も準備できてないよ、どうしよう。というか。 どうなるのかな。 どうにでもなぁれ。 ◇ ◇ ◇ 小説を書き続けてきて9年。 初めて形になって、初めて「売る」という行為を行うわけだが。 自分の作品に値がつくのか……むしろ値をつけるっていう行為がおこがましいと思った。 けど、今回は敢えて頒布価格を設定した。 それが妥当なものかどうなのかわからないけど、もしも、立ち寄ってくださる方がいて、そしてさらにお金を払って貴重な時間を使って読んでいただけるとなれば、その方を絶対に後悔させないような作品を書いたつもり。 172ページ、300円。 どうぞ、よろしくお願いします。 ◇ ◇ ◇ 日記更新を停滞させすぎて、書いていないことが多すぎる! でも、7月は色々予定があったワリには何かが動いたわけでもなく、大きく変わったわけでもなく、繰り返され続けている日常にぴりりとスパイスが加わっていましたってぐらいである。 ただ、二週間ばかり風邪を引いていて、これが実に長引いた。 熱出てるのに、出張行ってちょっと頑張らないといけない仕事をやって休日も仕事して……とかやってたら、微熱が全然下がらないし咳止まらないしで、会社と家を往復しては疲れきって何も出来ねぇ……とかやってたので、ほとんど風邪と戦っていた気もする。 夏風邪は早く治そうね。 寝るのが一番だって。 |
7月 9日 (月) 目の前の山を越える 楽しいことがあっても、平日になれば日常が戻ってくるわけで憂鬱な月曜日。 でも上手くかない事だらけだった先週と比べて一気に好調になった今週。素晴らしいことじゃないか。 ライブも終わって次にあるのは夏コミ。 もう少しで完成しそうなのだけれども、そのもう少しが遠い。ワリと焦らなければならない時期にも来たしね。 こちらも毎日僅かでもコツコツ書いてきたおかげで、形にはなっている。それをどう料理していくかってところ。 なすがままに。 ◇ ◇ ◇ 「宅地建物取引主任者」という国家資格があって、今年はこれに挑戦しているのだけれども、実際のところ全ての時間はこれに持っていかれている感じ。 いやー……毎日コツコツ二時間。 なんかさコツコツって単語、自分には一番似合わないと思ったのに、人間なんとかなるものみたい。 朝1時間小説書いて、夜20:00〜22:00で宅建やって、そして残りの時間はフリー。 なんとかなるじゃないか。なんとか。 ちなみに3DS買ったしカルドセプト買ったんだけど、とりあえず数日プレイして休日以外放置……ゲームはあかん、全てのやる気と時間を奪い取っていく……こういう時期には向いてない。 でも、カルドセプト、面白いよ。 余裕できたら対戦したいな。 |
7月 8日 (日) 憂鬱な日こそ全力で 気が付けば7月。 今年初めから、今年はいろいろやってやるぜ、と思い立って、その色々の予定をぶち込んで、それらが一斉に襲いかかってきているのがこの7月。 予期せぬイベントも入り込んで、ああもうなんだってんだ大変だ、な7月。 仕事の上でもプライベートの上でも自己啓発の上でも充実した日々を送るのです。 余裕ないんですって言葉は極力使いたくないのだけれども、ここしばらく日記の更新率が低下していることを考えるとなんともなぁ。 pillowsライブのこととか書いてないし。 でも、これは書きたいんだ。 昨日は、ジャズバンドの発表ライブ! 楽曲はDuke Ellingtonの「Take the A train」! 人前で楽器演奏の発表をするなんて小学校のリコーダーのテスト以来なもので、それこそ不思議な感覚。 緊張しまくったってわけでもなく、何も感じなかった。 ジャズって触れてみるまでは全然興味なんて無かったけど、触れてみたら実に楽しい。 聴き方とか楽しみ方とかよくわからないけれども、コードさえ合っていれば何やってもいいし(アドリブできないけどさ)、他の人たちもちょっとずつ色々変えてくる。 二度と同じ演奏が無いのが、きっとジャズの魅力なんだろうね。 もちろんこれは他の生演奏でも言えることだろうけれど、ジャズの自由度はかなり高いと思う。 でもまあ、自分が本当にやりたいのはジャズではないので、休憩中にドラムさんに叩いてもらっている横で即興でスラップしたりして楽しんでる。 話がずれた。 本番なのだけれども、ベースのセッティングはアンプ直結以上! サックスもマイク使わず! 生音! ギターもアンプ直結! 最初はピアノから始まって、ドラムがリズム刻む中、ベースが入っていくのだけれども、ほとんどメインがピアノとベースだけになるので緊張。 ベースが目立つのはそこだけで、あとはひたすらウォーキングベースっていうジャズ特有のベースラインを弾いていく感じ。 目立つのはサックスとピアノで、あとはもうリズム隊はリズムを刻むのに徹するわけだけど、ベースが全てのリズムを決めているから間違えるわけにはいかないっていうね。 思えば結成後の初練習では散々で、4分を刻むことも出来なければ安定感のないベースとして他のベテランさんたちの足を引っ張っておりました……。 が、本番ではなんとかいっぱいいっぱいだけれども、上に他のパート全部を乗せて走ることが出来ました。 曲になった! それが、一番の幸せ! あっという間の6分だったけれども、本当に充実してた。 頭の中は真っ白だった! 二度トチった! ◇ ◇ ◇ で。 終わったら他の参加者の方々含めての打ち上げ。 バンドもこれで解散ということで、それぞれのメンバーさんたちはそれぞれのバンドがあるしで、ぽつんと残る僕、と、ピアノさん。 ジャズで学んだことってすげー多かったけど、僕が本当にやりたいのはジャズじゃなかったから、次はどうしよう何も無くなっちゃったなぁ……とピアノさんと二人お酒を飲み交わし、「よし、ロックやるか。the HIATUSやっちゃうか」と結束。 ベースとピアノじゃ何も出来ないし、かといって仙台に知り合いいないしどーしたものかーと佇んでたら、「ベースの方ですよねー」と話しかけてくる人が一名。 話してみればロック好きということで、へぇーそうなんですかーなんて言葉を交わして、で、パートはなんですかーなんて話していたらドラマーさん。 「どういう曲聴くんですかー」とか訊いてみたら「the HIATUSが好きです」なんて一発目に言っちゃうから、「バンドやりませんか」と即勧誘。向こうもOKと即答。 酒の勢いとはいえ、恐ろしい。 かくして、ベース、ドラム、キーボードが揃ったのだけど、肝心のヴォーカルとギターがいないっていう普段の逆の現象が。 まあそんな都合よくメンバーなんて揃わないし、まずはこの3人でやってみるかーと帰路につこうとしたら、別の曲でヴォーカルやっていた人と目があってし まって、向こうも僕のことをジャズのベースやってたってことを覚えて下さったので、ちょこちょこっと話していたら……「ロック好きです! the HIATUSが好きです! ヴォーカルは出来ないですけど、僕、ギターならやります!」と言う。 即勧誘。 かくして、ギター、ベース、ドラム、キーボードが揃ったのである。 え、なにこれ、酒の勢い? 何でこんなに都合良く揃うの? っていう具合に揃った。 しかもいつの間にかキーボードさんとギターさんメッチャ仲良くなってるし。 というわけで。 浅葱つくみ、the HIATUSのコピーバンドやってみるかもしれません。 しれませんって、確定していないのはまだこれからどうなるか全然わからないからなのだよー。どうなるんだよー。 ヴォーカルはいないしー。 とりあえずポシャらないようにはしたいぜ……。 そんなこんなで一晩明けて、軽い二日酔いに悩まされながら今に至る。 仙台にいる間に、出来るだけ経験しておきたい。動けるの今だけだろうから。そんな気分。 少しずつ荷物を軽くして、また重くして、今年度は走り続けます。 まだまだ両立できてる。 |