2012年 10月
徒然日記

10月 31日 (水) 狂おしいほどの何か

 これまでだってたくさん読んでいるわけでもないし、特に仙台に来てからはめっきり読まなくなったけれども……それにしてもしばらく読書をしていないと思った。
 まとまった時間でよしやろうっていうことが本当に出来なくなったみたいで、ゲームもじっくりRPGやるとかそんなんじゃなくて、サクッとできそうなものをサクサクっとやるみたいな、そういう感じになって。
 もともとなかった忍耐力が、更に衰えたような、そんな毎日でありますな。


 ◇ ◇ ◇


 というわけで手にとったのは久々に海外作家スティーブン・キング……の「小説作法」という本。
 本人の自伝でもあり、サクセスストーリーでもあり、そしてタイトル通り小説作法でもあるという、小説書きの参考図書としてよく名前の挙がる本なので、そろそろ読まなきゃなーと思ってアマゾンでポチった次第。
 便利な世の中ですね。

 スティーブン・キングの作品はいくつか読んだけれど、ハズレを引いたことが一度もなくどれも面白かったので(かなり怖いけど)、これを機にまた手を伸ばすのもいいかもしれないとも思ったのであります。

 ちなみに「小説作法」に関してはまだ半分程度しか読んでいないので何も語れず。
 ただ、その構成は見事だなーと。
 視点が違うって思ったよ。


 ◇ ◇ ◇


 日本シリーズ4戦目は、日ハムが0-1でサヨナラ勝ち!
 別にどっちのファンでもないけれども、巨人は嫌いなのでどうしても日ハム贔屓で観てしまうんだなぁ。
 でもまあ、その年のプロ野球の頂上決戦ということもあるし、どちらが勝つにせよ面白い試合が観られるのならそれでいいのです。
 そんなわけで、阿部には帰ってきてもらいたいのです。

 やっぱり彼がいないと盛り上がりに欠けるんだなぁ。
10月 30日 (火) 吾唯知足

 恥ずかしながら帰ってきました。
 宅建本試験も終わって、受験生活から解放されたー……いやー……疲れた!

 高校受験、大学受験と一応受験勉強は経験しているけれども、それに勝るとも劣らない(といえば大袈裟だけど)プレッシャーを感じてた。
 ほんとほんと。

 別に落ちたら何かがあるわけでもなくて、ただ淡々と「じゃ来年ね」みたいなそんな感じで終わるんでしょうが、最後の一ヶ月になると「もうこの勉強二度とやりたくねぇ……」っていう想いが強くなって、「受かってやんよ」という意気込みと同時に増大するプレッシャーが。

 で。

 結局、箸にも棒にもかからない点数を取ってしまったので、「じゃ来年ね」。
 とりあえず久々の会社帰りに何もすることがないという状況を満喫したいと思います。しばし。


 ◇ ◇ ◇


 前にも書いた気がするけれども、今、仙台でバンド組んでます。

 無事じゃないけど宅建試験も終わったので、ちゃんと活動できるかなーと思ったのだけれども、ドラムさんが辞められてしまったのでワリとギリギリを走ってる。
 新たにメンバーを募るってのも考えたのだけれども、しばらくはドラムレスでやってみようということに。
 というわけで、アコギ・ピアノ・ベースで一回合わせてみたけれど、これがなかなかどうして悪くなかったりする。
 ベースラインとか作れたらいいんだけど、まだ僕の実力ではそこに至らないようです。

 難しい。


 ◇ ◇ ◇


 実は燃え尽き症候群気味。
 とっくに宅建は終わったというのに日記を更新するに至るまで、一週間以上かかってしまった。
 やる気デストラクション。

 せっかくなんで積んでいる本を読んでいます。


 ◇ ◇ ◇


 テレビでは日本シリーズ第3戦が放映されていて、札幌ドームで巨人と日ハムが戦ってる。
 もう10時になるというのにまだ八回表で、4点負けている巨人が坂本のヒットでノーアウト満塁のチャンスを迎えてバッター高橋由伸。

 パソコンから流れてくる音楽はTHE PREDATORSの「C.R.S」。
 ニルヴァーナの某有名曲のオマージュだね。

 日常は続いているし、こんな些細な一瞬などいずれあぶくのように弾けて忘れられていくのでしょう。
 ええ、ええ。

 巨大な雲が空を真っ二つに割いて、不気味なほどに巨大な満月が夜空に浮かんで、地震が来るとか来ないとか一部で騒がれているけれども、そんなことだっていずれ忘れるんでしょうね。

 ホント、この一瞬がたまらなく愛おしいんだよね。
 不思議なほどに。


 こんなこと書いて自分に酔っているのかって、そりゃもう俺は世界で一番格好いい人間だと思うよ。


 <web拍手>

 すごく遅いレスになってしまって申し訳ありませんー。

 >>すごくどーでもいい話でゴメン。
 >>春樹が作品内に架空の作家を出すのって、
 >>ふかえりはデレク・ハートフィールド以来なのかな?

 さて……どうでしょうねー。
 短編の中では出ているかもしれないですよ。デレク・ハートフィールドなんて、このコメント読むまで忘れてましたよー。
 さすがですね!

 >>10周年おめでとうございます! 僭越ながらこれからも見守らせていただきます。
 >>活動は楽しみにしていますが、浅葱さんの体調や時間的余裕を優先してくださいね!
 >>なんか、生意気ながら送らせてもらいましたが、要は、「おめでとうございます!!」ということです。

 いつも見に来て下さいましてありがとうございます!
 特に大きな出来事もなく、何かするでもなく、つらつらと日常を紡いでいるだけですけれども、作品も少しづつ書いていけたらなぁと思います。
 是非、いつでも遊びに来てくださいね。
10月 8日 (月) サイト開設10年目!

 どうも、随分とご無沙汰しております、生きております浅葱つくみです。

 宅建の試験を数週間後に控えまさに修羅場な状況ゆえ、サイト更新とか小説執筆とかそれどころではないのですごめんなさい。


 そんな状況でも今日だけは日記を書くと決めていた。
 何故ならば10年前の10月8日は、このサイトを開設した日。すなわち、今日で当サイトは10周年を迎えるのであったッ!


 ◇ ◇ ◇


 10年。

 いやー……だからなんだって話ではあるのだけれども、考えてみればこの飽き性な浅葱つくみが10年間サイトを更新してきたってことがなんとも奇跡みたいなもの。
 10年前の僕は、15歳! 中学三年生! うわ、ちゅーぼー! 黒歴史製造工場! 恥ずかしすぎるじゃないか!

 当時の僕はRPGツクールなる作品に熱中しておりまして、それでどうにかこうにか作品を創作してやろうじゃないかという意識に燃えていて、それの製作過程をホームページにしたらいいんじゃないかななんてことを考えておりました。
 そういうサイトが当時は結構あったんだよー。今もあるけれど。

 結局RPGは一本も完成しなかったけれど(短編一本はあるよ)、そのあと高校に進学してとある作品に出会ってしまってから道を踏み外して、小説を書き始めた。
 それからはずっと小説公開サイトとして今に至るわけだけれども、その間に執筆した作品数は約40作品。
 公開していない作品を含めるともうちょっと数は増えて50作品ぐらいになるのかもしれないけれど、まあ……それが多いか少ないかは置いておいて、それだけ書いたのですな。

 日記の更新回数はー……とりあえず最低一ヶ月に1回は書いているから、120以上ってことで。
 実際はもっともっと多いと思うけれども、なにぶん不定期に更新するものでわかんね。
 数えればいいのかもしれないけれど、ブログ形式ではなくテキスト形式でずっと書き続けてきたので、数えるのが面倒だという理由でこんな具合です。


 10年も経てば人間変わるものです。
 中学生で現実知らなくて夢ばかり見ていたかと思えば、高校生になって青春を謳歌しようとしたりして、大学生でやっぱりこれまた山あり谷あり色々やってきて、それで社会人になっちゃって3年目を迎えちゃったりして、人間変わらないほうがおかしいというものです。

 その軌跡が、10年間の日記と作品の中にあるのかどうかはわからないけれども、少なくともどこかしらに生の浅葱つくみが入り込んでいるはず。
 だから僕自身振り返って読んでみて、うわ青くせえ、とか鳥肌立たせたりゾクゾクしちゃったりすると思う。
 しょーじき、恥ずかしいって。
 多分、周りの人たちも同じぐらい恥ずかしい思いさせちゃっているんだろうなぁって思うけど。


 10年経っても変わらないことだってたくさんあるものです。
 人間関係は行動範囲と比例して倍々ゲームのように増えていったのだけれども、その中でもかけがえのない友人たちとは今も繋がっている。
 こんなこと書いたら「何いってんだこの野郎」とかツッコまれるんだろうけど、本当に大好きな人たちが今もいてくれてよかったって思う。

 ……飲んでないよ?


 ◇ ◇ ◇


 作りたい作品に関しては、あまり変わっていない気もする。
 最初に作ろうと思っていたRPGツクールの作品で伝えたかったこと描きたかったことは小説の方の処女作にそのまま持って来ちゃったし。
 それなのに、同じようなことばかり何度も何度も何度も何度も書いて今に至るようで。
 これから先、どんなふうに作品を書いていくのかわからないけど、あまり変わらないのもアレなので、もう少し人間的にも成長していきたいって思う。

 ただ、人間的に成長って言ったって自分ではよくわからないもので、10年前を改めて振り返ってみても今とどこが違うのか、具体的にこことここだって言えることはそう無いような気もする。
 それは成長していないからって意味じゃなくて、ここまでずっと一つの道で繋がってきたから、全部ひっくるめて浅葱つくみであって、良かったことも悪かったことも全部自分そのものなんだろうなぁって。
 上手く言い表せないのだけれども、棄ててきたモノなんて何もなくて全てが僕を形成しているんじゃないかって。

 うーん、なんだろうね、自分で書いていてよくわからなくなっちゃったよ。
 まあなんだ、そんなに変わっていないってことですかな。

 あ、でも上手くなったことはたくさんあると思う。
 それは間違いない。


 ◇ ◇ ◇


 10年目だっていうのに、こんなまとまりのない文章書いちゃって、しかも記念に何かするでもなし、今までの軌跡を一気にどーんと公開なんてことも出来ず。
 まあ……もしかしたらやるかもしれないし、やらないかもしれない(今までの傾向からいくとやらない可能性のほうが高い)。

 こんな感じでこれから先も「くらげいずむ」は続いていくんじゃないですかね。
 名前は変わっているかもしれないけどね。
 「なみへいスライムタウン」→「森羅万象」→「海月主義〜kurageism〜」→「くらげいずむ」って、サイト名も変わってきたし、HNも「ISM」→「浅葱つくみ」って変わったし。


 ◇ ◇ ◇


 最後に。
 このサイトにいつも足を運んでくれる人たちに、感謝しています。
 間違いなく、見に来てくれる方々がいらっしゃったからこそ10年も続きました。
 これから先、このサイトがどのように変わっていくのかは僕自身もわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。

 なり。 

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