2013年 7月

徒然日記

7月 31日 (水) せっかくなので

 昨日久々に日記を更新したので、そのままの勢いで二日連続更新に挑戦する。
 何事も一歩ずつだよワトソンくん。

 さて、ワタクシ最近何をやっていたのかといいますと、東京に戻ってきたことにより休日の過ごし方が一変いたしまして、仙台の時は何もすることないっすみ たいな感じで家でのんびりダラダラゴロゴロしていたのだけれども、こちらでは友人もいるので遊びにいったりしております。
 仙台では二年間で一度しか行かなかった映画も、今年度になってから三回行きました。

 「言の葉の庭」「モンスターズ・ユニバーシティ」、そして「風立ちぬ」ね。

 ……全部アニメじゃねぇか!


 やはり小説書きとしては物語に触れるっていうのはとても大事なことでして、インプットがなければアウトプットが生まれないというのは、いつも言っている通り。
 うんうんと歯磨きのチューブを絞るようにネタを創出しようとしても、出てくるのはカスのようなものばかり。これではいかぬ。

 やはり考える時間と、無理矢理にでも書く時間の両方は必要でありまして、そのサイクルが上手くいかないと全然書けない。
 逆に上手くいくとどんどん書ける。
 ひどい時はtwitterにすら何も書けず、会社で誰かと話すこともなく、もう何かを発信できなかったらそれは人としてどうなのよと自分自身思うのであります。

 で、映画の話に戻ると、そんな乾ききった脳内アイデアオアシスに久々に雨が降り注ぐような衝撃を受けました。

 というのも、どれもこれも面白かったのだ。


 「言の葉の庭」は、だいぶ有名になってきた(?)新海誠の新作で、一時間ちょいの短い作品なのだけれども、短いがゆえにぎゅっと内容が詰まっていて、実に上手いなぁと思った。
 基本的に登場人物は二人だけだし、やっていることもそんなに大した話ではなく、ぶっちゃけアニメじゃなくてもいいんじゃないですかっていうような内容な んだけど(じゃあ、アニメである必要がある作品って何かって聴かれたら返答に困る)、そこは新海誠。魅せる。特にラストシーンで魅せる。
 ネタバレになるため語らないけど、とにかく最後のシーンでぶわっとくる。これだよ、これがジャパニーズアニメーションだよ! っていう。

 雨の中のカタルシスどっぱん!
 もだもだボーイミーツガール万歳!
 末永く爆発しろ! である。


 さて。


 「モンスターズ・ユニバーシティ」は、もう何度観たかわからない「モンスターズ・インク」の続編にして過去の話でありまして、冒頭5分で泣きそうになるぐらい懐かしい。
 これまたピクサー映画らしく、本当に物語の構成がうまい。メッセージ性も強いんだけど、それを語りすぎずうまーく魅せるのね。
 まず、「モンスターズ・インク」自体、発想だけで勝利しているようなワクワク感あふれる世界観だけれども、それを広げるわけではなく、逆にキャラクターの心理描写にスポットを当てまくった印象。
 世界観は前作で説明したからいいよってことなのかな。
 そういう意味での前作のワクワク感は薄くなっているのだけれども、そこはちゃんとピクサー作品。細かいところまできっちり作りこまれていてさすが。

 努力したって出来ないことはあるんだよっていうある種の残酷な現実を見せつけた上で、努力すれば可能性は広がるんだよっていう夢を見せるところがとても上手。
 教科書のような、ストーリー展開だったよ。落としてから持ち上げる。それが本当に上手い。


 そして、「風立ちぬ」。

 生まれながらどっぷり宮崎駿作品に触れて育ってきた身としては、やっぱり見逃せないものでありまして、ここ最近のジブリ作品は面白いんだけど難解になっちゃったよなぁ……と思っていたところに、零戦が真っ直ぐ爆撃してきた。

 公開されて間もないのでまだあまり語らないけれども、これは実に名作。
 ちょっぴり主人公に人間らしさを感じないところはあるものの、脇役が十分すぎるほど魅力的なのでそれはよし。
 とにかく宮崎駿が作りたかった世界なんだろうなぁって思いながら観てました。


 これら三作品、もちろんプロの人達が作っているし当たり前なのだけれども、とにかく良く出来ていまして本当に参考になって、創作意欲をメラメラと燃やすに至ったのです。よかよか。


 というわけで、そろそろコミケの情報を解禁したいと思いますが、もう少し、もう少しお待ちあれ。
 まだまだ浅葱つくみ、燃え尽きてません。
7月 30日 (火) 原点へ

 気がつけばもう7月も終わってしまうなんて、どうしてこんなに速いスピードで時間は駆け抜けていくのでしょうね。
 ここ数日は本当に無為に過ぎ去っていったような。

 それでも余暇は、「モンスターズ・ユニバーシティ」観たり、「風立ちぬ」観たり、バーベキューやったり、スタジオに入ったり、そこそこ充実していたんだけど。


 ……で、8月が始まるわけで、8月といえばあることはコミケ。
 コミケ。


 浅葱つくみさん、サークル「くらげいずむ」で東フ66-bで皆様をお待ちしております。
 オリジナル小説のコーナーだよ!

 で、そろそろ概要を出さなきゃいけないよなぁ。
 サークルページ全然更新してないもんなぁ、去年はもっと早く情報公開できたのになぁ……である。

 ただ、もうちょっと待っていただきたく候。
 色々あるんだ、あっちゃいけないことが色々あるんだ。


 というわけで、今日はざっくりとこれにて終わらせるでござる。
 割と修羅場でござる! どうしてこんなになるまで放置した! 放置した!

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