2012年 3月
徒然日記

3月 31日 (土) 父のような

 昨日は年度末最後の平日ということで、4月より異動になる方の送別会……はもうすでに開いたのだけれども、本当に本当の最後の飲み会をやった。

 浅葱つくみ24歳。
 23歳の春に仙台へと赴任するまで、東京の実家を出たことはただの一度もなく、つまりはどういうことかというと親元を離れたことがなかった。
 初めての一人暮らしだったんだ。

 ……周囲に友人もいなくて知人もいなくて、会社の人たちとどう付き合っていけばいいのか……そんなこんなではわはわしていた中、僕の面倒を見てくださった方がいるのである。
 面倒というのは、生活面ではなく仕事面なのだけれども、同行営業などで一緒にいる時間が多かったため、仕事以外の面でもたくさん教えてもらったのだ。たとえば車の運転とか。
 その人の中に、僕は、父親を見出したのである。

 何故なら年代が父親世代なわけで、お子さんも僕とほぼ同世代。
 部下というよりも、子供を見る目とほとんど変わらない感じ。
 つまるところ、仙台のパパである。

 そんな上司が、異動になったのである。


 一言で言えば寂しい。
 二言で言えばチョー寂しい。

 来年度はどうなるのか、わからないけれども、会社における重要な存在を失ったような感覚。
 別に別の会社に行ったわけでも無いし、会おうと思えば会えるかもしれないけれども、なかなかそういうわけにもいかない。
 親離れの次に、先輩離れをせねばならぬ。

 いつも、置いていかれる側は寂しいもんです。


 ◇ ◇ ◇


 さて、プロ野球が開幕しましたな!
 僕が応援するチームは、ファン歴20年の東京ヤクルトスワローズと、仙台ということで楽天イーグルス。

 ヤクルトは、小さなエース石川が、8回途中までノーヒットノーランという素晴らしい投球だったとか。
 それ以上に開幕戦で巨人に勝ったことが嬉しい。さらには今日の試合にも買って開幕2連勝したことが嬉しい。
 俺達は! 巨人が! 大嫌いだ!

 楽天?
 そりゃまあ、面白い試合が見られればそれが一番なんだけど……今年も聖澤と内村を見て楽しむことにする。
 投手がなぁ……。


 ◇ ◇ ◇


 今沢カゲロウのライブ&セミナーに行ってきたよ!

 誰ぞそれって人はこちらを。

 

 一部の方面で有名な人なのだが、両手両足、そして口を駆使してソロで演奏するベーシストなのだ。
 通称、BASSNINJA。oh、NINJA。
 ベースソロって……とかなんとか思っていたのだけれども、楽器屋の兄さんに「世界観変わりますよwwwチケット取っておきますよwww」という事でわくわくしながら行ってみたら、そりゃまあもうなんかすげぇ。
 僕の持っているベースと違う!

 これが、色々な機材を使って音を重ねて、一人で演奏していく。
 ドラムの音をPCで打ち込んで、それをバックに流しながらベースで演奏というのならわかるのだが、ベース一本でオーケストラサウンドをその場で創り上げるという、そんな人。

 演奏技術の高さはそれはもう当然なのだが、発想が変態的というか、一本のベースに8つのPCを繋いで、それぞれから別の楽器の音を出して音楽を作るっていう、何それ。
 何をやっているのかよくわからないけれど、とにかく右手も左手も柔らかく優しくしなやかに動いて、しかし力強い音が出ているってことに、さすがプロやわぁ……ってのを感じた。魅了された。

 なんかもう。
 世界広がった。
3月 29日 (木) 手タレとヘタレは響きだけ似ている

 エレキギターって格好良いね。
 僕はギター弾けないしベースしか弾けないので思うのだけれども、エレキギターでクリーンな音を出してアルペジオとかやった後に、思いっきり歪ませてジャーンとかやっちゃうともうなんか格好良いと思う。
 ギター上手い人の手とか見ていると、ホント格好良いと思う。

 というか、手が格好良いと思う。

 むしろ手を!

 手!


 ◇ ◇ ◇


 手というか指先というか、ベースを演奏するときには手の形を結構気にしてしまう。
 別に押さえられれば、もしくはちゃんと音が出ていればいいのかもだけど、たとえば右手の人差指と中指で演奏しているときに小指立ってたら、なんか格好悪い気がする。
 ……ではなく。

 やたら左手がバタバタしていたりとか、何故か中指だけ変な風に浮いていたりとか、そういうのって無駄なような気がして、もっと楽できないかって考える。

 ただ、僕の指ってどうもおかしいようで、グーの形が作れない。拳が握れない。
 具体的には指の付け根の関節が曲がらないということでありまして、第一関節と第二関節しか曲がってくれない。
 それのおかげで、握力もないし、なんか色々苦労している気がする。
 先天性か後天性かわからないけど、恐らくゲームのコントローラーを握りすぎたせいではないかと思われる。

 いいか、ゲーム脳より恐ろしいのは、こっちのほうだ!

 それはあまり関係なさそうなのでさておき、指先ってのはやっぱり気になる。
 誰に見せるわけでもないのに気になる。
 
 変な風に手を使っていると変な力とか加わってしまいそうだし。
 箸とか鉛筆とかだって持ち方一つでなんか育ちまで見破られてしまいそうだし、形を気にするってのも、意外と重要なのではないかと。


 ◇ ◇ ◇


 形ばかりってのも良くない。
 指が曲がらなくたって楽器は弾けるし鉛筆握れるし猫を撫でることは出来る。

 やはり中身が伴ってこその形だとは思う。

 理屈こねる前にセメントこねようぜ!
3月 28日 (水) 住人と、色

 立食ぱーちーなんぞで、多くの人と話す機会があると、それはもう人それぞれの様々な意見があるわけで、それを聞くというのは面白く、また新たな世界が広がるのである。
 狭い居酒屋で席も移動できず、変化のないままにずっと同じ話を聴き続けるというのもまた消耗するので、立食形式のパーティは楽なのである。

 人が10人いれば10通りの言葉があり考え方があり価値観もあるのだが、おかげで若手としては振り回されっぱなしでもある。

 たとえば。

 挨拶も兼ねてお酒を注ぎに行く。
 が、数名で楽しく懇談中。さて、僕が取るべき行動は何か。

 1、黙っていなくなる。
 2、お話中すみませんと割って入る。
 3、話が切れるのを待つ。

 ……正解はもちろん無い。
 無いのである。

 強いて言えば、一番力が強い人に倣うのが正解か。

 今日の僕は3という行動を取った結果、「どうして割り込んでこないのか」と怒られまして、教育がなっていないだの一言余計なお小言を頂戴したわけで、周囲の人々も「ええまあそうですねぇ。さすが若い人に注意できるって素敵ですねぇ」となるわけだが……。

 これでいいのである。
 というか、こういうものなのだと思った。
 多分、これ多分だけど、人によっては「話が盛り上がっているんだから入ってくるな」ってのもあるだろうし。
 つまるところ、真に受けすぎる必要もないのだな、と。
 いやもちろん、次からその人にはその人から教わったとおりにやるのだけれども。

 タチが悪いパターンだと、単に威張りたいだけって人もいる。
 まあ、これはもうしょうがないので、そういうときは身を差し出すのである。
 全員に対して全員のいいようにはできないからね。


 写真撮影を頼まれて、カメラを渡され、「はい撮りますね」と撮ってみたかと思えば後から別の人が「どうして俺を呼ばない」と飛んできて怒られたりとか。
 いやもうそんなんばかりです。

 正解なんて無いのですな。


 なお、僕は滅茶苦茶言われやすい性格をしていると思うので(相手にしてみたら言いやすい)、得している部分も損している部分もたくさんあると思うのだけれども、何か言っていただけるだけありがたいと思うのです。
3月 27日 (火) さかなバトル

 東北に来てから知ったことは、魚が美味いということである。

 こちらにいると、青森出身だったり山形出身だったりの人々がいて、それぞれの人々が思い思いに、ここの何々が美味い何々が美味いと声高に話す。
 特に飲み会で魚が出てくると、もう大変。

 閖上VS塩釜が始まって、亘理や大河原が飛び込み、それに津軽が加わり、宮古が挑んでくる。
 ご当地魚バトルである。
 ちなみに、皆さんこの食べ方が美味いよ最高だよと話し、その後に「東京じゃ食べられない」「東京の魚はマズイ」をつけるのがお約束である。


 仙台といえば名産品に笹かまぼこがあるけれど、こちらもメーカーによって随分と味が違ってくる。
 有名所では「白謙」か「阿部の笹かま」でしょうか。

 僕は白謙が一番好きなのだけれども、お高いのがネックなんだよね。

 そんなことを言っていたら、「佐々直」という笹かまぼこを勧められた。閖上の人にである。
 なるほど確かに名前は見たことがあるし、値段がリーズナブルということもある。
 しかしながらその人が実に語るのが上手。作り方とか、食べ方とか、そういうのを聞いているだけでお腹が空くという。

 というわけで、「佐々直」。
 今度、食べてみようと思う。

 とにかく魚介類が美味しいのが素敵です。


 ◇ ◇ ◇


 ちょっとお仕事が大変なことになってきました年度末。
 お仕事だけじゃなくて飲みの方も充実してきちゃいまして、体力フル動員。

 そんなときに、コカ・コーラ社が発売した「バーン」。
 コンセプトは清涼飲料なんだけど、栄養ドリンクみたいに元気を出すよっていう。
 リポビタンDと違って、栄養ドリンクではなく清涼飲料のコーナーにおけるってのがポイント。

 これだけだと、レッドブルの二番煎じになってしまうのだけれども、レッドブルはどうしても値段を下げられないし流通チャネルもコンビニに限定されてしまっているのに対し、バーンはコカ・コーラの自動販売機で売れるという(しかも180円!)。
 もうね、それだけでバーン強い。

 味はどうかといえば、ちょっとお薬っぽい気もするけれど、僕は嫌いじゃない。
 何よりもレッドブルが275円に対してバーンは200円。これだけでも充分じゃないかな。
 パッケージも目を引くしね。

 恐ろしい勢いで目にする機会が増えてきたバーン。
 今後の展開がどうなっていくか気になるけれども、コカ・コーラが本気を出せば強いってのがわかった気がする。
3月 26日 (月) 意気込み尻込み

 ジャズバンドが始動したはいいけれども、まずジャズを知らない僕。
 練習前にまず聴きこんでおかねばなるまいて、ということでバンドメンバー(おお、なんかいい響き)に聞いたオススメをガリガリとメモってTSUTAYAへ直行。

 まずさ、耳をジャズにしておきたい。
 もっといえばリズムもスウィングにしておきたい。
 よくわからないけど。

 そんなわけで、とりあえず5枚。

 ビル・エヴァンス
 マイルス・デイビス
 ソニー・ロリンズ
 アートペッパー×2枚

 ……うむ。
 わからない。
 わからないけど、聴いてみるとどれもオシャレで格好良い。

 ただ、どの人もピアノ演奏者だったりサックス演奏者だったりするので、これぞ、というベーシストを探しにくいのが残念。
 あ、このベースライン格好良いかも(・∀・)! と思う曲はいくつかあったけどね。
 とても真似できません!

 とりあえずは聴き続けてみるしかあるまいて。
 ウォーキングベース? なにそれ美味しいのかしら。


 ◇ ◇ ◇


 楽譜を見てもどうしたものかさっぱりなので、まずはコードの構成音だけでベースラインを作ってみる。
 と言えばなんだかそれっぽく聞こえるけど、僕自身何言っているのかわからないですし、このサイトは仮にも小説公開サイトなんで、音楽の話をしたところであまり需要がなさそうだが……。

 で、一応少しだけはそれっぽくなったので、あとはそれっぽく弾き続ける。
 途中でうおおおとロックな演奏をするけれども、スウィングのリズムで弾き続けるってのは必須スキル。
 しかもジャズの場合裏拍を取るということで、これまた苦手。というより、やったことがない。

 つまるところ、全くのジャズ初心者が初心者なりに頑張るという、経験者にとってのお荷物でしか無い具合ような感じなわけですが。
 出来るところまで一生懸命やりたいじゃないですか。

 なんてことを考えながらやっていたら、家帰ってきてからずっと弾いていた。
 うむ。


 ◇ ◇ ◇


 なお。
 ジャズの場合はやっぱりウッドベースを使いたいわけだけど、僕が使っているのは残念ながらアクティブのエレキベース。
 だが、アクティブの利点は色々な音を作れるということなので、色々いじっていたらウッドベースっぽい音も作れた。
 あくまでっぽいなので、なんともだけど。

 ……弦高も下げて、バリバリのロック風にしているから、今度変えてもらおう……。
 ピックやチョッパーでバキバキやらかすってのはジャズ的ではないので。


 なんか、今日の日記は専門的なんだか専門的でないんだかよくわからない。
 結局のところ、僕もよくわかっていないというわけで、なんだかよくわからない日記。闇魔法結社における「なんだかよくわからない堂」みたいなものですな。

 このネタもどれだけの人に通じるのか、よくわからない。
3月 25日 (日) 行ったり来たりの日々ですが

 部活の後輩たちが卒業するということで、卒業式に参加するべく東京へ!
 三週間連続で東京に帰るとか、交通費がエライことになっている気もしないでもないけれども、そこは思い出プライスレス。

 そんなことより卒業式。
 2つ下の代ということなのだけれども、静かだけれども面白い人達が多くて、しかも最後まで残った人が多く、波乱もなく、タイプが近い感じだったので、先輩としても仲良くしていただいたのであります。
 そんな彼らの(彼女らの)晴れ着姿を見て、なんだか感動を覚えた。なんだろう、無事に巣立っていくのを見守る感じかしら?
 それとも、ああ、彼らも卒業なのか……と時間の経過をしみじみと感じたからか。

 来年で、僕らの知っている代は全員いなくなる。
 それが、とても寂しいのです。


 ◇ ◇ ◇


 久々に、部活の同期が集まったので(これもすごい話だ)、同期飲みへ。
 気が付けばもうこれオールでいいんじゃねということで、そのまま学生のノリでオールコースへダイブ。
 途中から、居酒屋の隣の席の人がうるさいからもう別のところ行こうどこ行こうよしビリヤードだ、とわけのわからないノリでビリヤード場へ。

 いや、めっちゃ楽しかった。
 学生の時は大抵カラオケだったのだけれども、ビリヤードなんて言う大人(もしくは不良)なところに行こうと思うとは!

 ビリヤード、下手だけど楽しいもんです。
 みんな同レベルなので。どっこいどっこい!


 ◇ ◇ ◇


 そんな素敵な夜を過ごしたはいいけれども、体力の衰えを感じた今日。
 20歳過ぎてから、夜通し遊ぶってのが年々辛くなってくる。そういえばもう今年は25歳になるので、18歳だようぇぇぇいとか言っていた頃とはもう違うのだと。
 やっぱり睡眠大事だ。

 だがしかし、東京で寝ているわけにもいかないので仙台に帰宅。
 ジャズバンドの結成式もあったことなので、初顔合わせ!

 ……予想通りというか、僕最年少っぽい。
 みなさま大人な雰囲気で、これはもう僕も頑張ろうと。

 ジャズに触れたことがないので、ジャズとは何かってことを知らないといけないし、耳を慣らしておかないといけないし、独特のリズムも身体に刻まねばなるまい。
 特に「ベースは絶対にズレちゃあかん」ということで、これはもう全力でうぇぇいしなければならぬ。
 ドラムの人とも仲良くしたい。

 色々聞いたほうがいいよっていうオススメの人も教えてもらったはいいけれども、もう単語全てがわからないことばかりなので、お勉強しないと!
 ライブは7月! つまり3ヶ月だ! 頑張る!
3月 22日 (木) 日々を楽しく生き。

 使ってみるまでその良さがわからなかったもの。

 

 モレスキンのノート。

 この写真は以前の日記にも貼ったもので、ぶっちゃけ手抜きだけど一応。


 気軽にどこでも使えるメモ帳ってのはある意味必需品。
 小さいリング式のメモ帳もいいのだけれども、どうしても紙がくるくるしちゃうし、ページがボロボロになっちゃうし、見た目も綺麗じゃない。
 あとは、書きにくい。机の上で書くなんてことがほとんどないので、いつでもどこでも書けるってのは非常に大事なのだ。

 そんなときのためにスマホってのがあるんだろうけれども、アナログにはアナログの良さがある。
 むしろ、数年間アナログでやってきたので、今更全てのメモをデジタルに移行とか出来ない。

 そんなワガママなニーズを満たしてくれるものはないのかな、と思っていたらモレスキンをいただきまして、前のネタ帳を使いきってから使い始めたのだが……。

 これが本当に使い勝手がいい。


 ポケットに入るサイズと、大きく開くページと、綴じるためのゴムと、しおりが全ていい感じに揃っている。
 ゴムにペンを付けておけば、いつでも書けるし、立っていてもハードなカバーのおかげで書きやすい。
 インクもにじまないし、筆圧の強い僕でも後ろのページを傷めない! まあなんて素敵。
 あとは、ページ数もかなり多いので、バリバリ書けるってのもいいところ。

 去年の12月頃から使い出して、かなり書き込んだつもりだけど、まだ80%ぐらい残ってる! 嬉しいね!


 中身はいい具合に、落としたら激しく絶望できるレベルに熟成されてきおりましたぞ。
 されてきましたぞー……。 
3月 21日 (水) 時は無性に早く早く早く

 久々に会社に行った気がしたよ。
 4日空くって、なかなか無いからね。
 社会人になってから、休日のありがたみが学生時代の時に比べて倍増した気がする。倍ってのは2倍とか3倍って次元ではなく、10倍とか、20倍とか。

 一ヶ月丸々休みとか、半年丸々休みとか、どんな生活していたんだろうなぁ。


 ◇ ◇ ◇


 いよいよジャズバンドのメンバーが揃って、活動に向けて動き始めた。
 ジャズのジャの字もわからないし、演奏技術も未熟だし、音楽理論もわからない自分が果たしてメンバーとしてやっていいのかわからないけれども、音楽は好きだ。あと、ベースを弾くのは好きだ。
 それだけで動いてみるのだ。

 もうね、行動あるのみだ。


 ◇ ◇ ◇


 行動する代わりに、手放しているものだってある。
 両手が埋まったままでは新しいものなんて手に入らない。

 具体的には、時間には限りがあるってこと。

 限られた時間を有効に活用するためには何が大事かって。
 小説も書きたいベースも弾きたい、これを両立するために、今はゲームとテレビを切っている。
 ダラダラ時間を使ってしまいがちなので、ええいままよって。

 ええい。
 ままよ。

 そして、
 ぱぱよ。


 ◇ ◇ ◇


 IT業界をしている人が「ろくろを回し過ぎ」っていうのを聞いたけど、なんのこっちゃと思っていた。
 また謎のネット用語が生まれたのかよ、と思ってググってみたら謎が解けた

 腹www痛wwwwいwwwww


 インタビューの写真って、確かにこのポーズ多い。
 でも、インタビュー写真ってどういうポーズを取ればいいのかわからないもんで、直立ってのもおかしいので、説明しています感を出すためにはこのポーズいいのかもしれん。

 なお、私の人生初のインタビュー写真は太宰治チックなポーズを取りました。

 
 ※wikipediaより直リン

 これですね。
3月 20日 (火) xyzに触れる

 会社のお仕事により東京へ行ってきた週末。
 月曜日はそのままお休みをいただきまして、夢の4連休にしてしまった次第。
 のんびりできた。

 金曜日の夜はお仕事終了後、同期たちと再開し、お馬鹿なノリで飲み会。
 普段溜まっていた鬱憤が飛び交う非常に前向きな飲み会で、サラダとか取り分ける必要もなければ唐揚げにレモンをかけるべきかかけないべきかを問う必要もないという素晴らしい空間。
 なお、唐揚げにレモンをかけるかかけないかは、自分の分だけやれよ派と、手が汚れるのが嫌だから若い人がやってくれ派に分かれるので、非常に気を遣う問題で、出来れば見なかったことにしたいのである。

 閑話休題。

 土曜日はだらだらだらっとして、日曜日は知人と新宿でURYYYYYYYYYYYY!
 そして月曜日は、友人が地元に引っ越してきたので(マジ驚き)、挨拶がてらちょいとお邪魔。

 で、遊戯王で対戦。
 エクシーズ召喚なる恐ろしい物と戦ってみたりした。
 なんだあれ、レベル4モンスター2体からわけのわからない性能持ったサポートモンスターが現れたりしたと思ったら、手札がいつの間にかなくなっていたんだ……! どういうことだってばよ!

 閑話休題。


 ◇ ◇ ◇


 話があっちに行ったりこっちに行ったりしているのを無理矢理修正しているつもりなんだけど、そもそも話の本筋なんてどこにもなかったんや!
 ところでこのサイトって何サイトだっけ?

 浅葱つくみによる浅葱つくみのためのファンサイト?
 なんのことやねん、さっぱりやねん!

 検索サイトから飛んでくる人の検索ワードも、全然定まって無いよ! むしろクラゲを求めてくる人が多すぎて心配になってくるよ!

 日々の活動が小説書いてベース弾いて本読んで仕事してだから、何かこう、公開できるものもないし情報提供できることもないし、そうすると徒然に日記を書くだけなんや!
 でも、世の中にあふれるブログのほとんどがそんな様な気もするんや!


 他の小説書きさんたちのサイトがどうなっているのかなぁと見てみれば、それらが華やかだったり文才が溢れていたりしてなんだか悲しくなってしまうけれど、僕は僕のこのスタンスを9年続けてきたのでこのままいきます。


 ◇ ◇ ◇


 とはいえ。
 HTMLでサイトを作っているといえば聞こえはいいものの、ほとんどお勉強なんてして来なかったため、HTMLでサイトが作れるというより、すでに作ったものを弄ることが出来るぐらいのレベル。
 見る人のことを考えているかと言えばそうでもなく、いつの間にか世界にはケータイが登場しスマホが登場しPCのディスプレイはでかくなっている。

 読みやすいとか、見やすいとか、どうしたものかと考え、でも考えることをやめるあたり、面倒くさがりなんだ。
 むしろ、僕の興味がビジュアルに向いていないという。

 絵とか、写真とか、デザインとか、色彩とか、そういうのは、苦手です。
 アドバイザーが横にいて欲しい。


 ◇ ◇ ◇


 そもそもだね。
 僕は頭の中にあるものを形にするのがとても下手なのだ。
 人間の頭の中はファンタジーでギャラクシーだと思うし、僕だってそうなんだけど、それをどう吐き出すかってことには苦心している。

 音楽が流れていることもあれば、文章になることもあるし、一枚のビジュアルであったりもする。
 それを吐き出すのに、絵にしたり文章にしたり音にしたり歌にしたり、伝わる形に変換してやる必要があるのだけれども、その変換でバグが発生する。

 「めんどい」というバグである。

 それはバグではなく仕様ではないかと。


 今のところ、文章にするのが一番自分に合っているし、楽だし、楽しい。
 でも、それでは表現しきれないものもあって、それはどうしたものかと悩まなしく思う。
 そういうものは表現しなくてもいいのかも知れないし、そもそも人に見せるものではないのかも知れない。

 よくわからないことになってきたけど、とにかくファンタジーでギャラクシーなんだ。
 ギャラクシーなんだよ!


 ◇ ◇ ◇


 そんなギャラクシーが、少しだけ形になりました。
 好調に短編が完成しています。

 嬉しいことです。
3月 14日 (水) ツンデレラ

 今日はホワイトデー。
 拙者、後輩から頂いたので(お世話になっています的な意味で)、ちゃんとお返しにお菓子を買っていったのである。
 ただ、社内で返すってのも恥ずかしい話で、でも社内でないと返せないわけで、ええい、と「べ、べつに君のために買ったんじゃないんだからねっ!」と言ってみたら上手いことギャグとして成立したのである。

 ……周囲の人にニマニマされたのだけれども。
 えーえーどうせ不器用ですよ。


 ◇ ◇ ◇


 バンド結成が決まって一夜。
 ジャズのジャの字もない具合にロックな音楽ばかり聴いているのだけれども、ジャズのベースについて研究もしてみた。
 まだ譜面も無い状態だけれども、ジャズってベースラインもまた独特だし、リズムも独特なので、基礎的なところに触れてみたけどなかなか難しい。
 早弾きとか求められているわけではないけど、しっかりと音を出さねばなるまいて。

 どういう風にベースラインを作ればいいのかさっぱりだけど、ジャズっぽいベースラインはぼんやりと見えた。
 いざとなれば、先人のワザをパクる……もとい拝借するという手段もあるので、それで行こうかな。


 ◇ ◇ ◇


 自分の中で何かが吹っ切れたようで、音楽に触れて小説を書くというこの自分の好きなこと二つが両立して、しかも上手い具合に歯車が咬み合っている。
 歯車と言うより、むしろ車の両輪のようで、それらが同時に回転して同じようにまっすぐに進んでいくような感覚を覚えている。

 アセンションしたかな?
3月 13日 (火) おととともに

 アラバキロックフェスが、4月末に開催されるということで、早速チケットを購入!

 ロックフェスってのは、野外のいくつかのステージで様々なアーティストがライブをするお祭りみたいなもの。
 今までは縁がないものだと思っていたのでスルーしていたのだけれども、最近は音楽聴いてばかりで楽器弾いてばかりで音に触れ続けているしで、これは行くしかあるめえと思った次第。
 仙台から近いっていう地の利も利用したい。地の利を得たぞ! 選ばれし者だったのに!


 2日間開催されるらしいのだけれども、1日目に目当てのアーティストたちがいるのでそちらに行こうと思う。
 というか、そっちに行くつもりでチケット購入したし。

 the pillows、the Birthday、the HIATUS、9mm Parabellum Bullet、フラワーカンパニーズ、トータス松本、斉藤和義、山崎まさよし、ストレイテナー、theピーズ、怒髪天、髭……などなど、そうそうたる顔ぶれ。
 さて、どれだけ観ることが出来るのか?

 フジファブリックはちょっと気になっている。ヴォーカルの志村亡き後の彼らがどうなったのかよく知らないので。
 フラワーカンパニーズの「深夜高速」は是非聴きたい。
 the Birthdayは絶対行くよ! チバユウスケの声を生で聴くよ!


 ◇ ◇ ◇


 芸術家を気取るわけでも文学青年しているわけでも音楽家でも評論家でもない、一つの凡人として、今の状況はすごく楽しい。
 プロでないからこそ、好きに本を読んで音楽を聴いて楽器を演奏して文章を書ける。
 日記だって、他人の目をそこまで気にする必要もなく、のんびりと自分のペースで更新できる。それが、たまらなく幸せなことなのではないかと感じた。

 好きだから書くし、好きだから弾く。
 色々と取捨選択したら、これが残った。
 魂の望む方へってフレーズが、今はぴったり。


 ◇ ◇ ◇


 期間限定でバンドが結成されてしまいました。
 7月にはライブです。
 もう、えええって感じです。

 なんと、ジャンルはロックでもパンクでもポップスでもなくジャズ。
 もう一度言おう。ジャズ。

 先日ミニジャズライブを観に行って、「ああ、ジャズってのも格好良いなぁ」なんて思っていたら、こんなことに。
 もちろん僕自身が選択したことなのだけれども、強力な力が働いているのもまた事実。するすると決まってしまった。
 困ったことにジャズなんてほとんど触れてきていなかったし、家にあるジャズ(っぽい)曲なんてOSTER projectさんの「ミラクルペイント」ぐらいだし、どんなやねん。

 楽曲は、「Take The "A" Train」。 
 ジャズについて知識がほとんど無い僕でも知っている、定番曲。
 おしゃれでノリが良くてとにかく格好良いのである。
 サックスがいい味出していてたまらないのである。クリーンなギターが炸裂するのである。ピアノが綺麗なのである。
 ベースは、しっかりとボトムを支えるのだ。ジャズのベースってウォーキングラインとか言うし難しいイメージしかないのだけれども、それがまた楽しそう。


 ◇ ◇ ◇


 とはいえ、ジャズについての知識ゼロってのもよろしくないので、お勉強がてらCDを何枚か借りてきて聴いてみた。
 不思議とどれもお洒落で格好良くて、聴いていて心地良いものばかり。そういう意味では、ジャズ好きなのかも。

 で、聴いていると「あ、これ知ってる」ってのも結構ある。
 どこで聴いたんだろうなぁ、どこで聴いたんだろうなぁ、と頭の奥のほうで眠っている記憶を掘り出していくとちょっと掴みそうになってするりと逃げていく。
 それが気持ち悪いなぁなんて思いながらお風呂に入っていたら、急に思い出したのである。

 いきつけの美容院でいつも流れていたやつだ(・∀・)!

 急にさっぱりした瞬間である!
3月 11日 (日) つくる

 震災から今日で一年。
 思えば去年の今頃は実に大変だった。
 雪がしんしんと降る夜で世界が暗闇に包まれている中、僅かなパンと水のみで明日がどうなるのかもわからなかった。
 思うことは色々あるけれども、あの時は大変だったなぁ、としみじみ思うだけで、それ以外に何もないのです。
 怒りとか悲しみとか悔しさとか色々な感情が日本中に渦巻いているし、それぞれの想いがたくさんあると思います。

 それに対して、どう思うとか、こう考えるとか、何が正しいとか、何が間違っていたとか、言えることは何もないのです。
 ただ、こう思わなければならない、とか、こういう行動をしなければならないっていうことはなくて、それぞれがそれぞれの思いを持って、この日を迎えていればそれでいいのだと思います。
3月 8日 (木) 望んで臨めばいい

 昨日でちょうど、仙台赴任から一年。
 去年の今頃は仙台の全然馴染まないこの部屋で一人のんびりしていた気がする。

 去年と違うのは、モノが増えたこと。
 去年と変わらないのは本がまだダンボールに詰まっていること。

 あ、あと、僕が僕であることは変わっていないはず。


 ◇ ◇ ◇


 不思議なことに、今日はやたら褒められる一日だった。
 皆の機嫌が良かったのか、それとも僕の意識が違っていたのか、それはわからないけれども。

 敢えて言うならば、ちやほやされたいと望んだ結果、理想が現実化したという、そんなファンタジー。

 ……理想って望まなければ叶わないから、無駄だってわかっていても望めばそれが叶ったりするような、なんかもう、それは心の片隅で信じていることなんだけど。
 夢は叶うのだと。

 綺麗事。
 はいはい実に綺麗事。
 でも、そう信じないとやっていけないことだってあるんだよ、きっと。


 もちろん行動が伴わないと理想なんて並べたところで叶うわけもない。
 「やります」「なりたい」「するつもり」「いつか」では、いつまで経っても何も出来ないし始まらないし変わらないし。

 口ばかり達者になったって、そのうち呆れられちゃうんだぜ。


 ◇ ◇ ◇


 Eテレでやっている「0655」と「1155」という番組をご存知だろうか。

 これはその名の通り午前6時55分と午後11時55分から5分間だけやっている番組なのだけれども、NHKらしく可愛くてハイセンスでシュールなのである。
 内容はなんと言ったらいいのか難しいのだけれども、歌があったりプチアニメがあったりショートムービーあったりする、まあ、NHKらしい番組なのだが。

 ……その中の、「ねこのうた」が可愛い。

 

 歌に合わせて投稿された猫の写真がスライドショー形式で紹介されるのだけど、なんともいえないのほほん感と猫の可愛さに癒されるのである。
 猫可愛いよ猫。ねこー。


 話は変わるけど、近所には「ねこのこうえん(※命名浅葱つくみ)」というところがあって、そこには三毛猫とふてぶてしい顔の白猫がいる(最近見ないが)。
 そこを通って会社に行くのが朝のプチ楽しみ。最近寒いせいかめっきり猫の姿を見なくなったけど、夏ごろまでは結構たくさんいたんだよ。

 そんな可愛い猫たちを可愛く描いてみたいものです。
 その結果出来たのが、「猫とコンパス」なんだけど。


 ◇ ◇ ◇


 猫は好きだけど、僕はやっぱり海月が大好き。
 それは別のベクトルの好きだと思うけど。

 「くらげいずむ」なんていうサイト名のワリには海月が登場しないので、たまに「海月」で検索してくる方々にはサーセンと思うのだけれども、いつしか海月をモチーフに作品を書きたいと思います。

 実は、猫と海月が哲学の話をする小説を書いていたのだけど、頓挫したのだ。
 内容に無理がありすぎた。


 さてさて、なんか一言メッセージが充実しておるよ……。
 ありがたいことですな!


 <web拍手>

 >>言語が進化、が、色々と捗る、くらいに違和感を覚えた。別に退化って言いたいわけではなくて。

 >>伝わる伝わらないっていうより、僕は伝わらなかった時の責任が怖いよ。この僕の一言メッセージを読んで自殺されても責任は僕にありそうだしねぇ。ちっとも面白くなんてないよ。

 >>早くニュータイプになりたいなー。

 >>…伝わった?

 受け取った!

 君にとっての色々と捗るがどのくらい違和感なのかはわからないけれども、多分違和感があったのだろうなぁと思いました。
 そうそう、伝わる伝わらないってこと以上に、伝わらなかったときに起こる出来事が怖いんだよね。
 自殺ってのは極端かもだけど、病気になるとかやる気をデストラクションするってのは無いとも言えないしね。
 とはいえ、それを気にしすぎていたら会話が出来ないってのもまたありがち。

 ニュータイプになりたい気持ちは受け取ったけど、僕なら発狂するわ。
 私にも上司の考えが視えるっ!


 >>>そういった人たちよりも高い給料もらって、しかも安穏と暮らし、東京に帰ることだって約束されている。
 >>>それが申し訳なさすぎる。

 >>「申し訳なさすぎる」という表現がイヤらしいな。並のワナビにはない才能を感じたわ。
 >>被災地や他の被災者と自分の境遇を比較して、「僕のほうがまし」という優越感を巧みに罪悪感に転化してるように見える。
 >>この表現が君が小説の中でついた嘘だったらどんなに良かったことか。

 >>東京に帰ることが約束されてるのに負い目を感じるなら、宮城が復興するまでずっと仙台にいられるように上の人に頼んでみたら?
 >>高い給料に申し訳なさを感じるなら、asagi君の趣味に費やしてた余剰分を全部被災者に寄付すれば良い。
 >>申し訳なさすぎる、とまで言うなら、迷う余地はないはずだよ。

 実に耳が痛い話でありまして。
 同時に「確かに、その通りだ」と思う話でもありまして。
 よくよく考えると配慮に欠けた発言だったと思いまして。

 冷静に考えてみればつまるところ、大して「申し訳ないと思っていない」ってことなんですよね。
 確かに、趣味に費やすお金があるなら寄付だってできますし。
 優越感とまではいかないまでも、無理矢理罪悪感を持とうとしていたのは確か。
 それを見破られてしまったのが恥ずかしい。
3月 6日 (火) 書くことと読んでもらうこと 

 定期的にこういう日記を書く。


 小説を書くってことを初めてやったのは中学生のとき。学校の授業だったと思う。
 でも、それは課題で書かされたものだし、楽しかったかといえばそうでもなかったようなでも楽しかったような気もしないでもなく、まあ、どうでも良かった気がする。

 でも、物語を作るのは小さい頃から大好きだったし、漫画家にだって憧れていた時期があった。
 今となっては恥ずかしすぎる過去だけれども、それだって楽しかった。
 鉛筆一つでノートに世界が広がっていく感覚って、本当に楽しい。

 RPGツクールでゲームを作っていたのも、実に楽しかった。
 最初はお店を作るだけでも感動して、次第に自分の思うがままにゲームを動かせるようになってきて、スイッチとか変数とか使い方を知ってしまって、それからはどんどん面白くなっていった。

 ただ。
 自分の中ではすげーと思っていたことが外の世界のもっとハイレベルなモノに触れてしまったとき、作るってことの目的が変わってしまったような気がする。
 漫画も、ゲーム作りも、いいモノを作ろうとしたら、作れなくなった。
 悲しいことに、技術が足りなかった。

 技術は磨けばいいんじゃないのか、って思うけど、磨いてまで作りたいと思わなかったってのもある。


 そんなとき、小説を書いてみることにしたのだ。
 自分の作りたいものは、世界や物語だったわけで、それはゲームだろうが漫画だろうが何だって良かったのだ。

 自分から小説を書いたのは高校生のとき。もしかしたら書けるかも、と自主的に動いてみたら書けたのだ。すらすらと。
 以後、えっちらおっちらと小説を書き続けている。


 では、何故書けたのか。
 一番は周りにいた人たちのおかげだと思う。

 自分が作ったものを、観てくれる、面白いと言ってくれる、褒めてくれる、アドバイスをくれる、それらが全て支えになっていたと思う。
 もちろん批判も大事なんだけど、原動力になったのは褒めてもらえたってことだと思う。

 ……我ながら単純だとは思うけれど。
 でも、褒めてもらえるって嬉しいこと。それは本当に感謝したいこと。
 処女作「〜トキノアメ〜」は、そんな支えのおかげで完成したと思う。
 読んでくれる人がいたから、「書いたよ! 続き読んで!」ってすぐ持っていけるように書けたし、どうやって予想を裏切っていこうか、とかあれこれ考えるのは楽しかった。


 では、今はどうなのかって。
 それじゃあ褒めてもらえないから書けないのかって。
 いやいや、そんなことはない。
 こんなサイトでも常連さんはいらっしゃるし、小説を書けば読んでくれる人がリアルにもネットの向こうにもいる。
 それはすごくありがたいこと。

 だから、何をしたいかって、やっぱり僕は小説を書きたいと思うし、日記を書いていきたいと思う。
 これから先どうなっていくかわからないけれども、今年は面白いこと、できたらなって思う。
 ね。


 <web拍手>

 >>>ネットスラング
 >>まぁ公の場じゃないし。
 >>頭でっかちがネクタイしめてテーブルクロスしいてオシャベリして、その内容をいちいち「にほんごのせんせい」がチェックしてくれる日本語が使いたいならネットやめりゃ良いし。
 >>そも、海外みたいな国立の劇団があって、昔からの母国語を保護する・・・とかそう言うことも無い国だし。

 >>ただコンビニでの○○から〜は無いわーと思うのだけは同意することもやぶさかではない。

 >>こんな最後ふざけてドヤ顔しても伝わらない世の中じゃ

 POISON!!
 そうだね、誰でも自由に書き込める、発言できるってのがネットの利点の一つだしね。
 おかげで日々炎上とかあるわけだけど……それは使い手のモラルの問題だし。
 接客時の謎日本語については、変化とか進化とかではなく、単純にわかってなさそうだからなぁ。


 >>アタシ漢女だけどasagiちゃんには遊び心が足りないと思うの
 >>「○○は××であるべき」という考えに囚われすぎてるとも言えるかも
 >>漢女の心と世の中は流動的で繊細な物なのよ?

 すみません、なんかツッコんでいいのかツッコんでいいのかわからないので中途半端な対応になりますが、はじめまし……て……です?
 何か、重要なことを言ってもらえた気がするのに、他のところでツッコミどころが多すぎて困るのですが、漢女の心は繊細なものだと理解しました。
 漢女って肉体女の中身男じゃなかったかなぁ……ありり?
3月 4日 (日) これじゃあしかたがない

 最近本を読んでないなーってつくづく思う。
 というのも、積んでいる本ばかり。これには参った。

 電車で通勤しているときは、毎日15分でも30分でも、ちょこちょこと読んで一週間ぐらいで読み切るみたいなことをやっていたのに、今では家で読むこともない。
 電車にも乗らないし、空き時間ってのはあるけれど他に何もすることがない時間ってのがないんだよね。

 ってことはだ。
 もしかして、僕にとっての本を読むことの価値って、暇つぶしレベルなのか?

 むう。


 ◇ ◇ ◇


 ネットでたまに見かける「〇〇してみろ色々と捗るぞ」という日本語の意味がさっぱり理解できなかったのだけれども、どうやらネットスラングの模様。
 「〇〇をすると便利だよ」ぐらいの意味のようなんだけど、なんとなく気持ちが悪い。
 捗るって言葉は、「仕事が捗る」のように対象となるものを具体的にして欲しい気がする。

 これに限らず、新しい日本語って座りが悪い。
 が、「〇〇でよろしかったでしょうか」とか「〇〇円からお預かりします」のような、間違った日本語ってのはよく取り沙汰されるけれども、言語は進化する ものだと思うので、これはおかしい、これは意味が通らない、日本語が乱れているって頑なに拒絶するよりも、少しずつ受け入れていけばいいと思う。
 「新しい」って言葉だって、最初は「あらたしい」だったと言うし。

 ……とはいえ、相手がいることなので、その意味が相手にも正しく伝わるとは言えないのが苦しいところ。
 敬語とかビジネス言葉はやっぱり崩れないほうがいいし、上記のいわゆるコンビニ店員が使ってそうな「〇〇円からお預かりします」なんてのも、ちょっとこの人、頭悪そう……って思ってしまう。

 ネットスラングなんて現実世界で使ったら伝わらないどころか、失礼になってしまうことだってあると思うし、ネット上でだって相手に正しく伝わるかわからないし。
 最近まで、「」の意味がわからんかったし。

 男「今日は割り勘じゃなくていいよ」
 女「いいの?」
 男「うん、君が全額ね」
 女「」

 みたいな使われ方していて、未だに意味はわからないけれども、まあ閉口しているとか二の句が継げないとかそういう意味なんだと思う、多分。


 あとは、ビッグなワードを普通に使ったり、その逆もあったりね。
 「絶望」って単語、結構すげぇ意味だと思うのだが、某マンガのおかげでなんだか軽くなった気がする(某って単語も便利だけど、わからない場合(゚Д゚)ハァ?ってなる)。

 よく見かける言葉ででかすぎるなって思うのは、「トラウマ」とか「フェチ」。
 どうにも心理学用語は強すぎる気がして、おいおい本当にそんな所で使っていいのかよって思ってしまう。ギャグならいいけれどギャグをギャグだと理解出来 ないことも……(2chのひろゆきが言うように、ギャグをギャグと理解出来ない人にとってネットは辛い環境なのかも知れない)。
 「ミカンの汁が目に入ったのがトラウマ」とか、そのレベルならギャグとして通用するかもだけど、「ラブレターを破られたのがトラウマ」とかになっちゃうと、どうとらまえればいいのかわからぬ。

 そんなとき言葉尻を捕らえて「あーだこーだ」言うのはあまり建設的とは言えなさそうなので、結局のところ真意は別の方面から探っていくしかなさそうだ。
 「言葉では相手の真意は100%わからない」と言うのを以前聞いたことがあったけれども、なるほど確かにそうだと納得したものだ。

 すれ違いとか、誤解とか、それがいい意味に働くこともあれば悪い風に働くこともありで、だからこそ人間付き合いが面白いとも言える。
 なんだか話がいつものようにぐにゃりぐにゃりと二転三転してしまったけれども、結局大事なのは「言葉の裏側にある伝えたい意味なんだよ」っていうことで。


 それにしたって、言葉って難しい。
 僕も何度言葉遣いを誤って人に迷惑をかけたか。
 大事なのは対話。
 やっぱり一方通行じゃ伝わらない。

 こうして日記の上で自分の考えを書いたとしても、正しくは伝わらないと思う。
 でも、それが面白い。
 面白い。
3月 1日 (木) 君に夢厨

 あっという間に毎日が過ぎていって、会社と家との往復を繰り返していたらいつの間にか一年が経とうとしているという。
 去年の今頃は仙台に出向ということで胸を躍らせていた……なんてことはなく、大きかったのは不安という感情だったと思う。

 来てみて思ったけれど、仙台という町はとても住みやすくて大好きだ。
 全てがコンパクトにまとまっていて、散歩がてらブラっと町を探検すればなんだって見つかる。そう、なんだって見つかる。

 人のつながりが強いのが東北。
 ご飯が美味しいのも東北。
 物価も安い。
 寒いけれど、慣れてしまえばどうということもない。

 本当に、良い街。仙台。
 今年はもっとクリネックススタジアムに行って、楽天を応援しようと思う。ストイックなプレーを観てから、聖澤が好きです。


 ◇ ◇ ◇


 一年で何が為せただろう、と振り返れば、何もなかったし、何も生み出せなかったと思う。
 多くの人に迷惑をかけながら、何か成長が出来ましたか、と問われても浮かぶことなんて無い。
 利益を生み出すどころか、タダ飯を食べさせてもらっているようなものだから。

 震災の影響もあったけれど、自分が給料をもらっている、ということに非常に申し訳なさを覚えた。
 僕よりもよほど頑張っている人たちはいるし、被災して家を移らなければならない人たちだっている。
 そういった人たちよりも高い給料もらって、しかも安穏と暮らし、東京に帰ることだって約束されている。
 それが申し訳なさすぎる。

 自分一人が生きるために、たくさんの人が働いていて、それこそ数えきれない人が支えてくれているって思った。
 スーパーでパンが買えるのだって、すげぇことなんだと。トイレが綺麗であるために、一体どれだけの人が動いているのかと。
 活かしてもらってんだなって。

 じゃあ寄付でもしたらいいのか、節電すればいいのか、人並み以上に働けばいいのか、どうやって貢献したらいいのかわからず、でも自分に出来ることが限られすぎていて実に苦しい。
 わからないから目の前のことしか出来ない。それでいいのか、と。

 いつか、しわ寄せが来るのだろうと怯えながら、手探りで生きてる。
 綺麗事垂れ流すだけの偽善者だけど。


 ◇ ◇ ◇


 生まれて、育てられて、学んで、そして今日まで生きてきたことだって奇跡。
 だから、自分の命を無駄になんて出来ないんだよ。

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